シルトの梯子

シルトの梯子
グレッグ・イーガン/著,山岸 真/訳

2万年検証に耐え続けた理論を前提にした実験が失敗し、新真空が誕生し宇宙を侵食し始めた。
人々が情報化して星々を渡り歩いている時代の4千歳オーバーの主人公。
空間も時間もめっさ大きな風呂敷を広げておいて、クライマックスは……
プランク・スケール、ピコ秒の世界とは!ふり幅広過ぎ!!
大きさもスピードも違う生命とのコンタクトと云うと、『竜の卵』が白眉の出来と思う。
人工の世界に新生物が発生して、人が情報化して入り込んでコンタクト……。『順列都市』に似た造りはイーガンのお気に入り?
#本