星系出雲の兵站-遠征-(5)

星系出雲の兵站-遠征-(5)
林 譲治/著

惑星壱岐の首都壊滅から臨時政府樹立、ガイナス拠点への侵攻、ガイナス壊滅、黒幕との対決、幕引き……と、あっという間の1冊。
エピローグはタイムカプセル的な記録を残しておかないと「新種発見!」になってしまいそう。

兵站4冊、遠征5冊の9冊通しては、
「戦争に英雄で勝つのは愚策。組織が回れば(必然に)勝つ」的な台詞が出ているから、
組織の構築・運用や人物にスポットをあてた群像ストーリーのつもりだったのかなと推察するけれど、
結果、兵站は『火伏(及びその部下と妻)無双』、遠征は『烏丸無双』……。がんがん人材の活躍のおかげやないかッ!と思った次第。
#本