図鑑を見ても名前がわからないのはなぜか?

図鑑を見ても名前がわからないのはなぜか?:生きものの“同定"でつまずく理由を考えてみる
須黒 達巳/著

結局、経験の積み重ねと云う結論。近道を期待して読んではイケマセン。
確かに同定はAIの得意分野ですが、最後に残る新種の特定は、ヒトしかできない仕事です。
#本

プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)(下)

プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)(下)
アンディ・ウィアー/著,小野田 和子/訳

お得意の一人称・モノローグに戻る。
前半、科学&ミステリ謎解きもの。後半、友情バディもの。
例のエネルギのワールドで展開はアリかも。
ま、レムが笑ってる。
#本

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021

新型コロナで上映が延びた。2月24日からは露が烏へ侵攻が続く。大人はちょっと複雑な気持ち。

アポロシネマ(シアター8・F列)
ぴったり。ただし動きが激しいものならI列か。
#映画

ドードーをめぐる堂々めぐり

ドードーをめぐる堂々めぐり:正保四年に消えた絶滅鳥を追って
川端 裕人/著

江戸時代の出島にドードーが運ばれていたという論文を見つけてしまい、
ドードー沼にハマり、聖遺物(骨)巡りや、モーリシャスの発掘調査に参加までしたという話し。

『絶滅鳥ドードーを追い求めた男:空飛ぶ侯爵、蜂須賀正氏1903-53』(村上 紀史郎/著)は以前に読んでた。
#本

歴史を変えた10の薬

歴史を変えた10の薬
トーマス・ヘイガー/著,久保 美代子/訳

依存性のない麻薬を作ろうとして、より強力な作用と依存性のある物質を次々と作ってしまっている歴史。
ビッグファーマーは資本の原理により、(1回限りの)病気を治す薬よりも、(死ぬまで使い続ける)COL関連の薬へ開発を重視せざるを得ない。
モノクローム抗体の簡潔でわかりやすい歴史や作用の仕組み。
製薬がフィールドワーク・化学合成から、生命科学・遺伝子操作の領域にシフトしていってるという実感。
初のC型肝炎の治療薬の分子式の論文発表が、科学雑誌でなく、特許雑誌だったってニュースも昔あったなぁ。
#本

スペース金融道

スペース金融道=The Adventures of a Galactic Loan Shark
宮内 悠介/著

無茶な貸付をした借金を如何に取り立てるかをSFのギミックで。ガイアやAIに貸付ッて?
他の作品にも感じられるが、作者はゲーム(特定の環境内で相互納得のルールの下に競うもの)が好きやねんなぁ……と。
#本