歴史を変えた10の薬

歴史を変えた10の薬
トーマス・ヘイガー/著,久保 美代子/訳

依存性のない麻薬を作ろうとして、より強力な作用と依存性のある物質を次々と作ってしまっている歴史。
ビッグファーマーは資本の原理により、(1回限りの)病気を治す薬よりも、(死ぬまで使い続ける)COL関連の薬へ開発を重視せざるを得ない。
モノクローム抗体の簡潔でわかりやすい歴史や作用の仕組み。
製薬がフィールドワーク・化学合成から、生命科学・遺伝子操作の領域にシフトしていってるという実感。
初のC型肝炎の治療薬の分子式の論文発表が、科学雑誌でなく、特許雑誌だったってニュースも昔あったなぁ。
#本