ハサン中田考のマンガでわかるイスラーム入門

ハサン中田考のマンガでわかるイスラーム入門
中田 考/著,天川 まなる/著

「マンガでわかる」の形式は、マンガで概要⇒文章で詳述の順では?
この本は文章の説明⇒マンガで補足になっていてマンガ部分必要?って感じ。
内容は超入門。女性の扱いや原理主義の部分は議論を避けたかなという印象。
経典の民(ユダヤ教徒キリスト教徒)との関係はうまく書けてると思う。
#本

Ank:a mirroring ape

Ank:a mirroring ape
佐藤 究/著

劇場版のパニック映画を明るい部屋でテレビで見ているような……筋も描写も面白いのに、臨場感に欠ける感じ。
時系列を前後させて情報を小出しにしていく(映像でいえばカットが多い)手法のせいか?
内容は。ザ・モダンホラー/サスペンス
#本

テスカトリポカ

テスカトリポカ
佐藤 究/著

アステカ神話、麻薬戦争、レッドマーケットをからめた今風ノワール小説。
ドロドロっとしたホラー/サスペンスな荒事より、ドキュメンタリーな犯罪システム(仕組み)作りの描写多め。狂信者はこうして作られる。
個人的には最後にコシモのエピソードを入れるなら、作品のナイフが評価され「あの人はどこ?」って感じがよかったかも。
#本

滅びの園

滅びの園=The Garden of Destruction
恒川 光太郎/著

夢/仮想現実に個人を捉まえて、覚醒がキーってのは定番ではある。
全人類を絶滅寸前まで追いつめて、対決の後、次に向かって去っていくというのは、
♪レイトウの誘う地へ……が個人的には白眉と思う。
#本