巨神計画(上)(下)

巨神計画(上)(下)
シルヴァン・ヌーヴェル/著,佐田 千織/訳

『オデッセイ』に日誌形式がハマったように、この小説はインタビュー形式ってのがキモ。
世界にちらばる巨神のパーツ集めと操縦者探し、そして完成の暁には?の3部作の第1部
作者は日本のアニメが好きでインスパイアされたとする作品も解説にあったけど、個人的には『冥王計画ゼオライマー』(しかも、原作まんが)の影響ないかい?まぁ、連載誌と内容だけに公言ははばかれるか(笑)
#本

クロニスタ 戦争人類学者

クロニスタ 戦争人類学者
柴田 勝家/著

現代人な体形で金髪の南米系のネアンデルタール人?自己相の理屈も御都合主義。設定、ストーリー……全てにおいて自分勝手で浅薄!
#本

「色のふしぎ」と不思議な社会

「色のふしぎ」と不思議な社会:2020年代の「色覚」原論
川端裕人/著

異常と多様性を区別して使う、断絶がないものはスペクトラム、スクリーニングの条件など、とても勉強になった。非常に良い出来のジャーナリストによる科学的根拠に基づいた啓蒙書。でも、「パイロットに門前払い。色覚検査逝ね!」的なSNS投稿がバズった方が社会が動きそうってのが皮肉(苦笑)
#本

オービタル・クラウド

オービタル・クラウドORBITAL CLOUD
藤井太洋/著

アメヒュー的な機会平等が少し障るが、すげぇオタクに権力と金を持たせると世間を騒がす(ので、googleの社是は「邪悪になるな」(笑))、詐欺師とオタクが組むととんでもない事ができる、という物語。友人は常々「詐欺師とオタク理論」を提唱してゐる
#本

星系出雲の兵站-遠征-(1)(2)

星系出雲の兵站-遠征-(1)(2)
林譲治/著

ガイナスとの意思疎通と、発祥地の索敵の話し。コンタクト&コミュニケーションが中心、兵站は何処?(笑)
小ネタと烏丸司令官のキャラが清涼剤。
#本