デジタルエコノミーの罠

デジタルエコノミーの罠:なぜ不平等が生まれ、メディアは衰亡するのか
マシュー・ハインドマン/著,山形 浩生/訳

「インターネットは自由平等の楽園」とのもの言いを、理論モデルと実証データを使って「お花畑な幻想」でしかないと喝破。
スタートアップは運任せ、サバイバーは(リアル世界より激しく)規模の経済で勝者総取り。
さらに、プラットフォーマーが世論をコントロールできてしまう現状に警鐘は鳴らすものの、
独禁法で分割されたかつてのマイクロソフトより巨大で寡占になっている企業をいまさらどうするかは提示せず(できず?)
#本